大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

交渉や学習や懇談など

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この間、12月2日の代表質問の準備で集中的に県庁に通い、担当課からのヒアリングや調査など行っています。各種受験勉強の時をしのぐ頭の使い方をします。特に今回は私にとっては目新しいテーマが多いので、学ばなければならないことが多いです。

時間に追い立てられる感じがあってきついですが、受験とは違い、わが事だけではない意味をもつ学びなので、妙な高揚感があります。

さて、という事でブログの更新をサボっている言い訳でした。(笑)      この間、何をやったかスマホの中のアルバムをみて思い出し、活動をご紹介します。

14日。まず大きかったのは国政交渉です。諸分野に関して県内自治体の議員や各種分野の県民とともに省庁の担当者にあらかじめ渡しておいた予算要望に対する答弁をいただきながら、住民の実態を示して改善を求めます。衆議院議員会館のこの会議室に立ち替わりいろんな省庁が参加されます。

私は農水省では、農地の課税の問題。コンクリート被覆地の農地並み課税について。法改正前のも対象にすべきと。農協さんと懇談し、一番の願いだと。

文科省では教員免許更新制の罪について。神奈川では制度開始後48人が失効(うち意識して失効はわずか4人)という数字をあげて廃止を求めました。(この時国全体では200人前半だと!神奈川県なぜに?)朝鮮学校の補助金をいえなかったのが痛恨。

厚労省では、生活保護の夏期加算について。電気代などの調査で夏期の家計費の負担増がみとめられないからと加算されないのはおかしい。エアコンを買えなかったら、また電気料金を気にして使わなければ電気代は伸びないのは当然。調査の仕方に問題があるのでは。我慢を強いられている。健康で文化的な生活なのか。と求めました。

対応するのは若い職員が多いので権限のある人に来てほしいという思いもあるのですが、若いうちに国民生活のリアルを把握することの大切さもあるので重要。ベテランと二人体制で来てほしい。

16日。湘南地域にまち研をつくろうというムーブメントがあります。各地で地域で地域の課題を考えるまち研が広がっていると言います。この日は準備会の趣をもつ、自治体問題研究所による「自治体アウトソーシング」の学習会も兼ねていまして、私も君嶋議員とともに平塚の公民館まで行きました。アウトソーシングとは自治体で言えば、外部に委託することです。指定管理やPFIや手法は様々ですが、職員の処遇なども含め問題が多々あります。

報告されているのは平塚の松本敏子市議。国が方針を決めるや否や平塚市が手上げしたというParkーPFIについて報告。公園の運営も民間に任せて財政縮減を狙う手法です。松林の大量伐採計画が市民の不安を招いている件など。自治体がその役割を切り売りし、経営破たんで民間業者が事業から撤退して直営に戻った全国の例など聞きました。もともと住民の財産だったものを営利の材料にして結果、住民サービスの低下を招くことになるのは見直されなければなりません。

18日。これは畑野衆議院議員が県教委に来て教育長と懇談する席に私たちも同席したもの。変形労働時間制を教職の現場にも適用するという法案が審議中。自治体の判断で条例化するかどうか決まることから、県教委の主体的な判断を求めました。この点は徹底追求していきます。

懇談終了後、「萩生田文科大臣は桜を見る会に行ってらしゃいますが、教育長は行ってらっしゃらないですよね。」と言って笑っていただきましたが、これは実は今の文科行政に皮肉をこめて言ったこと。

安倍首相のオトモダチ閣僚が現場の過密労働を度外視して、教育再生会議の意向を受けて見かけの残業時間を減らすために導入するこんな制度に、オトモダチでないならば、現場教員に寄り添って反対すべきと、そういうメッセージでした。


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