大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

ブログ更新できない理由を少し。生活福祉資金のこと。

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ブログの更新が滞っています。読んでくださる方、申し訳ありません。夜遅くなってブログを書こうとPCを開くと、ブログ経由でいろいろな方から、神奈川県社会福祉協議会の生活福祉資金の貸付に関するご相談が寄せられていて、それはすべて県社協の問い合わせの電話が通じないことによるもので、そのひとつひとつに対応しているうちに時間が過ぎていき、眠りにおちてしまう、そういう日々です…

手持ちのお金が尽きようとして、先が見えない不安と焦り。そういう声に触れ、コロナ危機の厳しさを生々しく感じています。お話をうかがうだけでほとんど何もできないケースもありますが、それでも怒りや心配を向ける先があるというだけで少し安堵される方も。そのためにブログにはコメント欄を設けています。以前は寄せられたコメントを公開して問題を共有しようとしていましたが、あまりにも件数が多いのでそれぞれの方に直接お答えするので精一杯です。

県社協と連携している県の担当課とも何度も情報交換をしています。●緊急小口資金の時は緊急だったのでともかく貸し付ける方向だったが、今は返済能力等見ている●総合支援資金は新規は2週間ほど、延長に関しては1か月半ほどで振込ができるようになってきた●審査に時間がかかっている例については、他に借金をしていないか、返済することができるかを見極めているなどわかってきました。

社協に電話が通じないことに関して、●電話の回線を増やしてもらえないか、●以前のように県から応援の人を派遣する用意はないか(これに関しては要請があればいつでも派遣できる用意はあるが人数の問題ではないと)●システムを強化する財政支援はできないか(これも国からそれにつかえる交付金があると)など聞いていますが、事務処理を迅速化する特効薬はない状況です…

コメントをくださる方々の中には、いや、そのほとんどが電話口の冷たい対応に傷ついておられます。●間違いを恐れて支給の見通しを長めにいうのはやめてほしい。3,4か月もかかるなどといわれて絶望している方も。できるだけタイトな見通しを知らせてほしい。(これはそのように改善されていくとのこと)●不支給決定された人は通知があとまわしになっていていち早く支給することが優先されていたので、不支給の人は散々待たされて結果お金を手にできず次の道をかんがえなければならなのだから、不支給決定通知は急いでほしい。(これも改善される模様)県社協と市区町村社協の連携の課題もあります。今後は貸し付けた資金の償還業務も課題です。

ご相談の多くがシングルマザーの方からだというのがつらいところです。病気治療をあきらめている方、生理用品を変えなくて困っている方、息子さんに長靴を買えなくて不憫だという方、福祉資金の存在に感謝の言葉を述べる方、社協の人のストレスを思いやる方、呪いの言葉を吐く方…私はもっと利用しやすい生活保護制度であることも求められると思います。まじめに生きている人が困らない社会を実現することが急がれます。

未曽有の感染症に対して政府が強力な給付をおこなってくれれば、あるいは、30~40代の4分の1が貯蓄ゼロ世帯だと言われているが2,3か月の休業が即極度の貧困状態につながる賃金水準でいいのか。「特別給付金定額10万円で貯金が増えたから」と何かの大臣が語っていたけれど、即生活費に補填しなければならない人たちの生活を理解しているのか…

11月4日はカジノの是非を決める住民投票を求める署名の締め切り日。それまでは一心不乱に集めようと思っていますが、ひっ迫した国民生活を顧みず、バクチ産業奉仕のために血税を投入し、さらに人生をひっ迫させる施策を推進しようとする現政権と横浜市に怒りが収まりません。


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