大山奈々子
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大船フラワーセンター植物園改め日比谷花壇大船フラワーセンター視察

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先日、赤旗に京都府立植物園が存続の危機だという記事が載ったことがきっかけで、改めて国内の植物園の中でも同じように大きな公立植物園として機能してきた大船フラワーセンター植物園が植物園機能を奪われ、指定管理者制度の下、日比谷花壇の運営になってその後の変化を視察に行きました。当時の環境農政委員の井坂さん、全県議の木佐木さん、加藤さんを中心に私たちは県直営を求め続けたのですが数の力で押し切られました。

26日、地元の守る会のみなさんと、週刊新聞新かながわに寄稿しておられる鶴見大学の後藤先生と君嶋議員で視察しました。詳細は後藤先生が週刊新聞新かながわに寄稿されるのでそちらを待っていただくとして、ここでは簡単にご紹介を。ここに過去のブログがあります。あらためて、水が抜かれた大きな池に並ぶ睡蓮の鉢が哀しかったですし、周りの林が伐採され、園内から外が丸見えになっていることは残念でした。温室の中の池まで水が抜かれていました。水の節約は行政の大きな問題の一つですね。「潤い」とはサンズイ偏です。木々の新しい名札が付いたことは直営時代と比べてよくなった点だそうです。入場料や花の苗の値段が高くなったことなど県民利用のハードルがあがりました。

改善点が一つ、指定管理へ移す前に県が設置したという会議室などがある事務棟?にエレベーターが設置されたのですが、それが降りる所に段差があってバリアフリーになり切れていない問題を前回発見し、加藤さんが委員会で求めていましたが、改善されていることがわかりました。皆さんと回る中で、かつて、花菜ガーデン(平塚市)開設の際に植物園が半分に機能縮小されそうになったことがあったが運動で阻止したと。私の知らない県の歴史を県民にまた教えていただきました。

これはかつての大船植物園について県が作成したもの
入り口で記念撮影
この左手に広がるところは池でした、黒く並んでいるのが睡蓮の鉢
展示会では国産のアジサイの愛らしい姿が展示されていました。
後ろの建物はかつては林の向こうに隠れていて緑陰という風情だったと。
国際交流を意識していた時代のなごり
温室の右の部分が池でした。
エレベーターの乗降口に段差がありましたが改善されていました。


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