大山奈々子
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北綱島問題 県議の悲哀(´;ω;`)

ブログコメント2

【県議会もお忘れなく】
27日赤旗。この説明会傍聴していて、横浜市教委がいかに無理な扱いを続けてきたか痛感しました。

さて、文中、市議会で追及したことが記されていますが、県議会でも求めたことと、その意味を書きます。

共産党が議席を取り戻したばかりの頃、2015年の文教常任委員会でのことでした。「横浜市立北綱島特別支援学校について…、と切り出すと、「それは横浜市のことだーっ。」と委員会を止められ、そんなこと言うから共産党のせいでまーた会議が延びる」「ここは政治活動の場じゃないんですよ」と、自民党議員たちから半ば意味不明な恫喝。(今のように委員会中継がなかったのです。)

しかし「そもそも特別支援学校の設置義務は県にある。私は県民の代表でここに来ています。委員長、再開してください!」と述べて市への働きかけを求めました。こういう経緯が共産党の発言権の剥奪の動きの一因にもなっています。

林市長時代、横浜選出議員との懇談の機会をとらえて何度も北綱島のことを求めました。

そういう闘いを経て、市民の働きかけが力になり、県議会の自民党も北綱を取り上げ、県教委は市教委になんらかの働きかけを行ったそうです。自民党の横浜市議は、県議と連携していることをニュースに書いています。

要求実現は市民の運動と、議会の働きかけの両輪が必要です。北綱島の問題は本当に力強い粘り強い運動があります。加えて市議会でも県議会でも追及し、世論を作っていったことが事を動かしました。

閉校方針が撤回されたとき、県議会での話、地元で運動をしてい方に話すと、「まー、そんなことより3万筆も署名集めたからね。」といわれ、なかなかに悔しかったことがありました。

議員になる前、歴史修正教科書問題では公正な採択を求める署名は11万筆集まりましたが、議会であっさり否決されました。運動だけで叶う要望もあります。議会からの声だけで叶う要望もあります。でも最強なのはその両者が合わさった時です。

だから私は市民の切なる声に応えられる議席を増やさなければと思うのです。

地元の宣伝でも、国会議員も市会議員もいない中で「国会でも市会でもがんばります!」と締めくくられて切ない時があります。が、都道府県の議会が機能すれば大きな変化が生めるのでどうぞご期待ください。


コメント

  1. 谷田部隆光より

    しんぶん赤旗のこの記事は、たしかに横浜市の動きを記すだけで、神奈川県の教育委員会や県議会、そしてこの閉校問題を取り上げ問題提起した共産党県議団の動きは取り上げられていない。
    横浜市に住んでいると、横浜市が政令市だという条件から、神奈川県政が私たちの暮らしにどんな影響を与えているか、実感しにくいのが実情だと思う。
    けれども県の責任で行われている行政(サービス)は決して少なくないはずであり、それを目に見えるかたちで分かりやすくアピールしていくことが、住民自治を前進させる意味で、とても重要だと考えさせられた。

    • 大山奈々子より

      そうですね、県の役割、限定的にとらえている人が行政側にも議員側にもいますが、やる気になればいろんな働きかけが国へも市町村へもできるところだと考えています。発信を強めなくてはね……

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