赤旗(1/6付)に中学校給食に関する私のコメントがでました。
ブログコメント5
「中学でも給食食べたい」-子どもの貧困対策に重要―
私のコメントも読んでいただきたいのですが、この記事全体が大変よくまとまっています。
なかでも、小学校の給食費免除を受けている子が26500人いることから中学での支援の必要性を類推させたり、田村智子議員の質問を紹介して、貧困家庭に対するNPO法人フードバンクと新潟県立大学の調査で一日のうち主食、主菜、副菜がそろったバランスのとれた食事を1回もとれていない世帯が86%を越えていることがわかり子どもの体重の減少や貧血など子どもの健康に影響が出ている話など、横浜市に読ませたい話が満載です。中学校給食がいかに重要かわかります。だからこのブログでも「データ」のカテゴリーにいれました。
神奈川県は公立中学校完全給食実施率ワースト2です。もっぱら横浜が足を引っ張っています。
横浜学校給食をよくする会とともに市に交渉したり、中学校の実態を知る者として取材していただきました。
さて、県政で実現したいことの大きな柱として中学校給食の話をするのですが、お昼を持ってこれていない子がどうやってお昼時間を乗り切るかの話をするときはいつも声が震えるのが困りものです。
以前、赤旗まつりの何かの食べ物屋さんで売り子をしていた方が、「横浜は中学給食ないんでしょ?」とおっしゃるので、「ええ、お弁当持ってこれない子はトイレで過ごしているそうです」というとその方の目に一気に涙があふれました。こんなに窮状を想像できる方もいるのに家庭の愛情弁当が一番と固執する横浜市、正確には給食にふみきろうとしない市会議員たちは、なんて人の心がないのか。と思います。ちなみに自民党議員は絶対給食はさせないと言っているそうです。自民党の数を減らさない限り中学校給食の実施は難しいということです。
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コメント
以前も大山さんのブログで中学校給食問題は学ばせて頂きました。以前もコメントしましたが1932年生まれの母親や中学校の頃の剣道部の顧問の先生から聞いた話をあらためて思い出しました。昼食時になるといなくなる同級生が存在したと。昭和初期の話ですが決して過去の話ではないですね。現在に続いております。
子どもの貧困問題(誰も好き好んで貧困化しているわけではありません)は根が深い問題ですがその中でも学校給食は重要課題であるのは今回の記事からも明白です。
また、子どもの健康の問題も深刻ですね。私は仕事柄、職場の衛生管理(健康管理)にも携わることがあります。その中で最近感じることがあります。
最近は若年労働者でも事業場で実施する定期健康診断の有所見率(何らかの異常値)が相当悪化していると一部で問題視されています。極端な言い方をすれば健康診断の有所率が20歳代で40歳代位の有所見率に近づいているとの指摘もあります。私は医学の専門家ではありませんがやはり、小中学校(特に中学校か?)のころの食生活が成人になってからの身体(健康)の基本になると学んだことがあります。
結果そのような労働者の有所見率の高さが労働者のメンタルヘルス(こころの病)や過労死の増加にも起因しているような感じも受けます。ちょっと飛躍しすぎかもしれませんがそういう見地からも学校給食の重要性は指摘できると思います。
これらを総合的に考えると「中学校給食実現化」は喫緊な課題であるのは明白です。
横浜市は600億円(以上)かけて市庁舎移転の建設を行うといいます。また林市長は「カジノ誘致」にも積極的だそうです。現在の市長や市議会の大部分は優先順位も分からいようです。
私は今回の活動もそうですが、良識ある市民の一票(声)で必ずや現状を打破できると確信しております。そのような見地からも、今年の統一地方選挙は極めて重要だと考えます。
大山隊長
正にその通りです。正月に地元選出の市会議員(誰とは言いませんが、隊長と同じ大学出身者ですが)に、言いたかったセリフそのものです。昨日の赤旗に隊長の顔がバーンと載っていて、コピーして近所に配る準備を始めています。
リカさん
ああ、あの参道で会った方ですか?言うたってください。
ていうかその方にこの記事読ませたらいかがでしょうね。
この記事読んでなおやらないとは言わせないよね。そういう啓発的活動。リカさん自身じゃなく、よくする会とかでやってくれないかな。働きかけてみます。
鈴木さん
なんと!そのような所見があるのですね。鈴木さんの推察は当たっているように思います。若ければ若いほど食べたものが体になっていくのですから。