大山奈々子
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県立高校 エクステが理由で集合写真から排除問題

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嫌なニュースをみた。またも無意味な権威主義により子どもが傷ついた。

これは背景をしっかり把握していただきたいのでカナロコの記事をお読みください。こちらです。

繰り返しお伝えしてきましたが、私たちは教育委員会が学校現場に口出ししすぎることは良しとしません。学校現場は主体的であるべきです。しかし、人権に関わる問題であれば放置できません。県教委の学校支援課に確認しました。事実確認と対応について。

「報道が事実なら子どもには全く非がない。教員によるいじめとしかいえないではないか、この人権侵害をどう指導していくのか」と問いました。

事実経過は報道されている通り。学校としては教員間の情報共有や確認ができていなかったことについて保護者に謝罪したとのこと。「県教委が『行き過ぎた生徒指導ではない』とメディアに答えたそうだが、そんな認識なのか」と問うと、「言葉が切り取られた感がある、配慮に欠ける指導であったことは学校も教育委員会も認識している。今後は校則は自主的に守ろうとするものであるべきだということ、個別の事情には柔軟に対応することの二点を指導していきたい」とのことでした。

エクステについて担任に許可をとり、それがダメというなら髪をまとめるという姿勢まで示し、まじめに校則を守ろうとした子が、目の前で排除される様子を他の子たちが見ているという問題も引き起こしている。「同僚教師がみていても注意できない問題は?」と問うと教員間で風通しを良くしていくよう求めるとのこと。

問題点を把握し、改善しようという姿勢はみられたものの、当初、適切な指導の範囲だと答えた部分はあるでしょうから、報道や市民からの声が大事だと思いました。生徒が傷ついたのは確かなのでしっかり寄り添ったケアをするよう求めました。

なお、私たちがかつて人権に配慮した校則の見直しを求めたことから、県教委が県立学校に発出した通知をちょうど今日facebookの過去の記事で紹介されていたので再掲します。


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