大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

さよなら楠(´;ω;`)ウゥゥ(元県立相原高校跡地)

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県立相原高校のシンボルツリーだった楠がついに明日4月23日に伐られることになりました。樹齢104歳。リニア建設に伴い、橋本駅を設置することから相原高校が移転が決まりそのときから、住民の方々中心に保存を求める要請が県に寄せられていました。

詳しくは2019年君嶋前県議の視察報告(一緒に参加した私の報告より詳細(笑)) http://kimishima.jcpweb.jp/archives/5471

楠を守る運動をしてこられた方々は合計10回も県に要望を出され、裁判も取り組んでこられました。私たち県議団は伐る方針は変えられないままとうとうこの日を迎えました。何とか県知事と話したいとおっしゃるので調整を図りましたがそれはかないませんでした。

工事日程は突然のお知らせだったといいます。先週。代表の方が県に駆けつけて担当課と面談されたとのことです。周知方法について県に確認したところ、周辺にチラシをまき、立て看板も建てたということでしたが、

写真は2019年の時のもの。県の最近の委員会資料では茶色くなってしまっています。(この委員会に私たちの会派が所属できていれば情報を事前に察知できたのに…申し訳ないことです)

担当課に「それほどの思いで伐らないでと求め続けておられた県民には伐採が決まれは確定した日をお知らせすべきではないか。お別れもいえない」といいました。課長は伐採やむなしの理由や、裁判で勝ったことなど回答されました。たびたびの機会で伐採することは知っておられたとも。署名した人が3500人にも上るので知らせるのは無理だとも。

「そのための代表者でしょ。せめて代表者に伝えていただければよかったのです。県の規定にもないことを求めているのは私も承知しています。伐ることに道理があるのであれば堂々とお伝えするべきではないか。県民のそういう切実な思いに応えられず伐採やむなしになったとしてもお別れを言うくらいの時間はほしかった。心の問題です。今回はもう間に合いませんが、今後どこかの部署に行かれて県民からの熱い願いがあった場合にそういう配慮をすることは県民へのマナーではないか」とい、言っても仕方がないことを縷々訴えました。なんとなく言わんとしたことは受け止めていただいたようです。

わずかな救いは、農業高校でもある相原高校側とは連絡をとっていて、挿し木をして二世を育てる取組も始まっていると、課長も見に行ってくださったそうです。職員も議員も県民ニーズに応えたい思いはあってもままならないことがあります。辛いですね。

今回はリニア建設が発端なので腹立たしい。環境破壊が開通前から…。

最近、樹木医の方の話を聞いて考えたことhttps://ooyama-nanako.jp/archives/14948


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