障害者の方が応援に来てくださいました。
この4年間、神奈川の「緊急財政対策」との闘いの中で、障害者関連予算削減をやめさせるために障害を持った方々と共同して要請行動などする機会がたびたびありました。
なかなかわかりにくい障害児者の問題を折に触れ教えていただいてもいます。
先週末この大倉山駅での訴えに車椅子のUさんと白い杖のSさんが参加してくださいました。お二人とも障害者の生活と権利を守る運動の先頭に立つ方々です。
私の訴えも障害児教育の拡充などについて語りました。
通学に80分もかかる、職員会議を座ってするスペースがない、トイレが狭いためトイレ指導をドアを開放してするしかない、車椅子に乗った生徒さん二人を先生一人が操作することもある特別支援学校の実態などまず語りました。
また、障害児教育に関わる先生たちが私と懇談の場をもってくださったこと、それは障害児教育の充実を求める請願を日本共産党の議席があった4年前までは共産党議員が受け止めていたけれどもこの4年間は宙に浮いている。障害児教育環境改善のためにも共産党の議席を切望していらっしゃることなど。
Uさんもマイクを握ってくださり、県の2010年から在宅の障害者手当の見直し、2012年からの年金と生活保護の切り下げ、低所得者ほど負担が重い消費税の増税などが障害者の暮らしをますます厳しくしている、国が昨年2月に障害者権利条約を発効したことをうけて、県でも障害者権利条例を制定することを求めるなどお話しされました。言語障害をお持ちなので聞き取りにくい面はあるものの、全身から渾身の力で話される姿はいつもながら胸を衝かれます。宣伝が終わった後写真左手の梅林見物に行く、と素早く車椅子で登っていかれました。たくましい。
日吉駅でも白杖をもった方が、在宅手当を削る時の県の言い分が、その分施設を充実すると言ったのにそれも削るのかと怒っていらっしゃったことも思い出されました。
県知事には障害者連絡会が子どもの医療費無料化を求める連絡会と共同で①じゅど障害者医療費助成制度の所得制限・年齢制限撤回に精神障害者2級までの通入院費助成③中学3年生までの子どもの医療費無料化を要請項目とした「障害者権利条約の批准を踏まえて重度障害者医療費助成制度の改善を求める知事要請」を署名7421筆分と合わせて提出されています。
県議会で取り組みたいことがたくさんあります。
ただ、今年、県議会は手話言語条例を制定したのは前進でした。地方選前はいろいろ前進させやすいのが常です。地方選前でなくても県民要求に沿える議会でなければ。
なお、白い杖を持って応援してくださったSさんのご協力で撮った動画もごらんください。
コメント
障害者関連の課題として、私も「障害者権利基本条例」の策定や特別支援学校の先生の労働条件や施設の拡充は喫緊の課題だと考えます。また神奈川県の障害者の雇用率は全国平均の1.76%に比べ1.68%と下回っております。これは全国で41番目であることも大問題だと考えます。
私は大山さんのこの4年間、神奈川県との「緊急財政対策」等との闘いにあらためて敬意を表します。
私にも夢があります。今度のいっせい地方選挙での神奈川県議選挙での大山さんの議席奪取。県政を県民が主人公の社会に変革できる夢があります。
また下記の格言を思い出しました。
「私には夢がある。いつの日か、ジョージアの赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちと、かつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟(対等の価値のある人間)として、同じテーブルにつく日が来るという夢が。
私には夢がある。いつの日か、私の4人の幼い子供たちが、肌の色ではなく、人格そのものによって評価される国に住める日が来るという夢が。」
<マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師-アメリカ公民権運動、最大の指導者。1964年、ノーベル平和賞受賞。>
「最高の愛国心とは、あなたの国が不名誉で、悪辣で、馬鹿みたいなことをしている時に、それを言ってやることだ」
ジュリアン・バーンズ(1946年1月19日 – )イギリス・イングランドの 小説家
鈴木さん
障害者雇用率もでしたか…なかなかいい数字がみつかりませんね。
愛国心を持って政治を変えていきたいと思います。