哀しみのオスカル?@群馬
今日7日、ほんの少し前までは七夕様の短冊を書いて飾って楽しんでいたのに、雨で織姫と彦星は会えるかしらとも思わなくなり、子どもたちも受験で七夕のたの字もない潤いがない我が家。
さて、七夕の今日、神奈川県庁ロビーに議会展示コーナーを設けるに当たって、議会コーナーが充実しているという群馬県の議会展示コーナーを視察にいくことになりました。開かれた議会づくり検討小委員会として。朝早めに県庁に集合、議会バスで県央道を走り、ついたら県庁上階の食堂で食事、のち、群馬県の職員さんから説明を聞き、展示コーナーや本会議場を視察という手順。
群馬県の新庁舎は噂には聞いていましたが前橋の町の中で32階の高さを誇り、がらんとした空間が随所にある、バブル時代に建てられたといいますがまさにそんな建物でした。「ウチもこのくらいの建てなきゃ」と言っている議員さんもいました。
横浜新市庁舎もこういうことになるのでしょうか。
しかし、低層の街並みの中でいかにも突出した高さ。町の中で見た公営住宅の外壁は本県の県営住宅の外壁と似たすぐにも手入れが必要な状態でした。一方で明らかに巨額の工費を投入された超高層新庁舎。大きすぎて広すぎてがらんと寂しい感じも。ハコモノ行政…。視察を受け入れてくださった群馬には申し訳ないですが、税金の使われ方を考えるとオスカルを演じながら哀しい気分にならざるを得なかったのでした。(こんな写真とっていただいて神奈川の職員さんには失礼しました)
ですから議会展示コーナーもうちの予定敷地とは大違いで広大。
それでも、県の歴史の見せ方、記念品の展示、議会広報誌をバックナンバーも並べるところなど参考になりました。
何より、共産党からは私一人。他会派の議員さん計7名と、県の職員さん計4名という慣れないメンバーだったのですが、道中、あるいは群馬県庁でのやり取りの中でいくつか意見が一致して改善に向かえそうなことが見つかったのが収穫です。
議会を紹介するDVDの中で委員会会議室にマイクが設置されているのを見て、他会派の議員さんたちと、私も、委員会室にマイクがなければ声が聞こえない、マイクが必要だという認識が一致しました。これはいろいろな会派から声を上げて改善していかなければ。議員と当局の間でも聞き漏らしが出てきますし、いわんや離れたところに座る傍聴者に聞こえないということにもなります。
☆キャラクターの活用にも再考が必要だという見解もひそかに一致しました。これは後述します。
ひさしぶりに港北区と県庁の往復からはずれ、遠くに行けたことはうれしかったですね。せっかくの視察で学んだことを生かしていきたいと思います。