大山奈々子
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箱根を守り抜こう宣言

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 私たちは党として箱根の被災者に寄り添う視点で毎月、町議と県議と国政秘書等を交えて箱根の被災者の暮らしと健康を守るために何ができるか、会議を重ねています。

今日は何度目かの箱根視察&住民のみなさんとの懇談です。 

IMG_4232  噴火警戒レベルが1に下がったことをもって、箱根問題はメディアから姿を消しました。が、温泉が満足に供給されないこと、4割から場所によっては7割ともいわれる観光客の激減もあり、観光業が主体の箱根の町は雇用と暮らしが大打撃を受けています。

大涌谷の噴煙は移動してきています。振動や大きな音はなくなりましたが。昨年秋に来た時には噴煙が大きかったものが小さくなり、また別のところから吹いている。火山は生きているということを実感できます。

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 大涌谷ゲート。有毒ガスがでるかも、ということで通行止めです。この範囲もずいぶん狭まりました。半径700mから始まって100メートルまで。

IMG_4255ロープウェイは桃源台から姥子まで。姥子から大涌谷を通って早雲山までは運行していませんが代行バスが走っています。これは錆びつかないように空運転中のロープウェイを姥子から撮影したもの。

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 富士山の冠雪がマットに見えて美しい。

IMG_4259通常2月は観光客が減るが、例年にも増して強羅のお土産屋さんで聞くと4割減だと。それでも春節の休暇で来日する中国人はとても多いと。このところのお客はほとんど中国人だということでした。それはありがたいけれど、日本人は旅行するゆとりがなくなっているのかしら…とも。

IMG_4260ここも姥子(うばこ)のロープウェイ駅。こんな感じです。 

環境省の箱根ビジターセンターが桃源台そばにあって、ジオラマなど箱根の全貌が見えて非常に勉強になりました。ここで興味深い数字を聞きました。

硫化水素は人体に影響がでるのは5ppmこのあたりでは濃い日でも0.3ppm

二酸化硫黄も人体に影響がでるのは30ppm このあたりは0.003ppm…

呼吸器に疾患がある人なら多少の影響はあるかもしれませんがまず大丈夫だと。

さらに、長野の御嶽山の噴火の悲劇が記憶に新しいために警戒する人が多いが、御嶽山は岩盤が固く、噴煙もなかったところに水蒸気爆発が起こったが、箱根は常に噴煙がでていて岩盤もやわらかく、あのような事故は考えられない。

噴出物の量も御嶽山が1200万トンだったのに対し、箱根は120トン。比較にならない。と。

このあと、さくら館という町民センターで山田町議が声をかけた観光業のみなさんが集まってくださって、総勢30人くらいにもなったでしょうか、実情をきかせていただきました。

従来大涌谷から温泉供給会社がくみあげたお湯を受湯者に配給するしくみでした。熱いおゆを埋めて使っていたといいますが、警戒レベルが2になっていらい、熱いお湯を供給できなくなっています。

温泉供給会社の方も来てくださいました。

〇温泉をくみ上げる機械が立ち入り禁止区域にあり、メンテナンスのために時間制限で入れるのみ。三基あるなかで一基は壊れている。そのため保養所などは軒並み供給できなくなって閉鎖されている。旅館などにはそれでもだんだん回復して60度近いお湯を供給できるようになった。早く規制を解除して立ち入らせてほしい。必ずやこれまでどおり給湯してみせる。

〇ロープウェイが走っていないために仙石原まで来る人がいない。もう9か月も収入がない。ロープウェイにのって帰るだけでも動かしてほしい。

〇警戒区域になって以来、キャンセルが次々舞い込んできた。経済的な損失の支援を。

〇火山の共済制度みたいなものができないか。

〇蕎麦屋さん。お客さんが7割減、銀行は門前払い。娘は近くのホテルで働いていたが営業不振で解雇。息子は湖畔のボート屋さんで働いているがお客が8割減。一時的な借り入れがあれば…。

〇保養所をやっている。お湯を沸かしても本物の温泉には勝てない。先が見えないのにいつまでこの商売をできるのか。高い固定資産税も払わなければならない…。いつ死んでもいいと思っている。

〇この間60何世帯もの若い人たちが箱根をでていった。老舗旅館のご子息まで。いつになったら商売が再開できるのか。

〇なぜ箱根が地方交付税の不交付団体なのか。この国を代表する観光地がこんなことになっているときこそ国は支援すべき。12699人の箱根で2000万人の観光客のごみを処理するのも大変。

〇定年して住みたかった箱根に来たのに、箱根は大丈夫なのか…

〇安全を最優先しているが温泉再開も重視してほしい。

などなどなどさまざまな意見がだされました。また、こういう場を設定してくれたこと自体がはげみになると言っていただきました。どなたの言葉からも箱根に愛着と誇りを持っていらっしゃることがうかがえました。火山国日本。火山と共存共栄していくことを探らなければならない。私たちが始めようという声には頼もしさを感じました。

畑野君枝衆議院議員も来ました。町と県と国で連携して、どうすれば住民の皆さんの暮らしを支え、お商売に展望をもてるようになるのか。今後ともしっかり取り組まねばと決意を固めました。

小田原まで車で送っていただいたらあさか由香さんののぼりが。この地域の定例宣伝を田中理恵子市議はじめ地域のみなさんが取り組んでおられました。住民要求実現の議席でもあります。君嶋さんも私も飛び入りでマイクを持たせていただきました。

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