あさか由香さんに脱原発進めてほしい桜木町の3.11
5回目の3.11。新聞紙上にはつらく悲しい5年間を喪失感を抱えながらも果敢に生きている皆さんの姿が紹介されています。しかし…。
県庁から歩いて15分。桜木町で紙コップに消えないろうそく(なんていうのかなあ、限りなくろうそくっぽい、電気)を中にいれて幻想的なミニ灯籠を使って「NO NUKES」(原子力はいらん、反核、脱原発的な意味)と並べられていました。私もマジックで長いメッセージをかいて並べました。 あまり長く書いたので、後で持ってパレードしたときに、「お経感があるね」『耳なし芳一みたいだね」と君嶋さんと語りあいました。
さて、市会県会のすべての議員によびかけたというこのイベント、横浜市会の無所属の井上さくらさんと君嶋大山が出席できました。
私はスピーチで以下のことを話しました。
「神奈川には3000人を越える東日本大震災の避難者がおられます。県営住宅に住んでいただいている方々もいらっしゃいましたが、3月で契約更新を迎えます。住み続けることができなくなる可能性がありますが、私たちとしては建設委員会の中で、「被災者の最善の利益を確保してください」求めているところです。
私も何度か南相馬に支援に行っています。そこでは原発の罪深さを感じています。
導入の時に、この地域はみんな反対した。けれどお金の力で1人欠け2人欠けして、結局残ったのは自分たち夫婦だけだった。仲のいい地域だったのに、お互い挨拶もできなくなった。という話を聞きました。原発は導入の時から地域を分断します。そして原発事故の賠償金で暮らす農家の方は、子どもたちが働かない親の背中をみているとおっしゃっていました。また、その賠償金の額も何キロまでは何円、そこからは何円というふうにまた地域を分断していきます。さらには、私たちが回った仮設住宅では、「あんたたち、原発ゼロっていうけれどさ、ここには原発しか仕事ないんだよ」ともいわれました。第一次産業を大事にしてこなかった国策の問題です。
福島の人が復興を実感していると答えているのはわずか二割。そんな中で、被災者にさらに打撃を与える消費税増税、第一次産業に壊滅的な打撃を与えるTPPに邁進する安倍政権。本当にこの夏の参院選は重要です。戦争法廃止とともに原発ゼロもめざしてみなさんと一緒に頑張りたいと思います。」
※調べました。この電気はLEDキャンドルというのだそうです。