【拡散希望】Twitter 検索 ♯神奈川県議会
県民の負託を受けた会派に対して、ミスを理由に「成熟するまで代表質問権を制限」されるかもしれない事態にこんなにも多くの方が怒り、アクションを起こしてくださっていることを知りました。こちらです。(このブログでわれわれの声明を発表しましたが、「どうなのかな」のカテゴリーにいれたので見つけていない方およみください。)
「Twitter」で検索し、検索ワード「神奈川県議会」をいれるとこの問題に対するみなさんの受け止めがよくわかります。
ところで、この一年のまとめをしてみました。私たち日本共産党の議席がなかった4年間に、議会が受理した請願は54本/4年間。今期は47本/1年間。約4倍のペースです。
なぜか。↓こちらのグラフを見てください。
要求を請願の形で議会に届けるためには、紹介議員が必要です。請願者のみなさんは各会派の部屋を回って紹介議員を探されます。
私も市民運動の中でよく市議会の各会派の部屋を回りました。
例えば小学生が熱中症で救急搬送される事態が相次ぎ、学校にエアコンつけて、とまわりました。話をきいてくれない会派や、聞いてもそちらには税金使うわけにいかないと断る会派、話はすごく共感してくれても団の中でまとまらないと断る会派、二つ返事でそうだよね、と快諾してくれる会派など、選挙公報ではわからない議員の一端を見て来ました。
また例えば給食問題。よくなぜ横浜に中学校給食がないの?と言われますが、この課題では何度会派回りをしたかわかりません。無所属の議員と共産党の議員以外には断られ続けました。
さて、県議会に来られる方々の中には、県庁に要求持ってこられても、残念ながら共産党の部屋だけにはまわって来られないタイプもあり、来てくださればこれには乗れたのにと思うこともありました。今年度もみなさん、どんどんお越しください!
コメント
この実績を見よ!このようにやられては意地悪もしたくなるのでしょう。
このグラフを使っての記事を是非「新かな」へ!
中村さん
私たちは県民の要求実現が主眼なので、この数字は当然の結果です。中には他会派とともに受け止めた請願もあります。
共産党系の団体だからだめだといわれた請願者もいたそうです。県民を色分けして対応を決めるのは失礼な話です。請願の紹介議員になっても一朝一夕で要求実現できるわけではありませんが、その方向で努力を続けていきたいと思っています。
新かなの件は相談してみますね!
誤りがあったとのことですが、共産党が説明しないから全くわかりまあえん。が。公党の代表質問権を奪う事は議会制民主主義を自ら破壊する暴挙です。議長の責任は重大です。共産党を選挙で選んだ県民に議会として如何に責任をとるのですか。議会の中の議論で済ます問題ではありません。
広く県民に公開して、議会の決定??が正しいのか、更に議論が必要か県民の意見を聞くべきとおもいます。県の主権者は知事でも議会の議長でもありません。県民が主権者であることを忘れないでください。
国も横浜市も総理や市長が思いあがっている態度には、国民、市民として怒りをおぼえます。しっかりしてください。
山仲さん
ありがとうございます。今日説明するチラシが新聞に織り込まれました。このブログでご紹介しますね。
私たちも今回の、代表質問を制限する協議に入る決定は共産党県議団のみならず私たちに託してくださった県民に向けられた攻撃だと考えています。議長ではなく、議会運営委員会での決定です。
しっかりします。
山仲さん
今日のチラシをアップしても字がうまく読めないのでここに。
事のあらまし
〇共産党議員が3月24日の本会議の討論の中で、請願の『委員会審査結果』に対する賛否を一部間違えた。
〇間違えたことに気づき、会議規則に基づいて討論終結前に訂正を求め、謝罪した上で発言の訂正をした。
〇議長の的確な対応のもと、議会運営への影響は最小限に抑えられ、第1回定例会は閉会
〇閉会した議会なのに、その後、他の会派が過去の経過まで持ち出しながら、「交渉会派として未成熟」などと指摘。代表質問を規定した先例に“共産党の代表質問をさせない”という例外規定を設けることを5月11日に協議することを多数で決定
というものです。
弁護士さんのコメント
県民の選挙によって選出された議員は本来、議会で自由に発言できるものです。仮に先例に従うにしても、例外を設けてまで、議員の発言を奪うのは許されるものではありません。
過去にもいくつかミスがあったことは確かですが、責任もとり、決着したことです。今回のミスで代表質問を奪う話ではありません。
他会派は何故「攻撃」されるのでしょう。
他会派議員が異常だとは思いますが、ここまで関係性が構築出来ない理由は他にありませんか?
合意形成力に欠けるのは他会派も共産党さんも同じなのでは?
政治は生活に密接しています。地域から声をあげて人間らしい生活が誰もが受けられるように「人として頑張っていきたい」人としてうまれたのですから。
宅嶋さん
神奈川新聞の記事を読めば、「他会派と共産に深い溝」とあって、「双方歩み寄れなかったのか」的な議長のまとめで終わっているので、さも双方頑固みたいな受け止めになります。私たちは円滑な議会運営にむけては全会一致が望ましいのでその方向で努力してきました。が、そもそも問題視されている事項は合意形成以前の問題なのです。
まず私たちは事の発端である問題について妥協はできません。
政治姿勢の相違ですから。水ビジネスでベトナム進出を図る企業の支援のために、一人52万円も使う海外視察に妥当性がないという観点で視察に反対。なぜ反対するのかと問われても見解の相違ですからそこは賛成に歩み寄るわけにはいきません。そのために「共産党とは県民の福祉に関する考え方が違いすぎるので」委員会視察すべてを別グループ(実質は共産党と他の会派すべてを別にする)で行うという決定も多数決でされましたので受け入れざるをえませんでした。
ここまでの経過をみても県議会の空気は推して知るべしだとは思われませんか。
その他の問題は例えば今回、いくつかある請願番号を反対と賛成を一つ言い間違ったわけですが、そこは訂正の手続きを踏んでいるので、それ以上会議でなんとかしろといわれてもなんとかしようがないわけです。何とかしろの意味をお察しいただきたいと思います。
歩み寄るべき課題と、妥協してはならない課題があります。
中村さん
そうですね。政治がそもそも何のために存在するのかということですよね。