港湾労組定期大会と新横浜で防災講習会
港湾労働者の組合のみなさんの定期大会でご挨拶させていただきました。
「私の職場は、時折汽笛が聞こえ、建物を一歩出ると、潮の香りがします」とゆったり話し始める予定で考えていましたが、持ち時間の少なさに焦り、すっかり飛ばしてしまいました。
畑野君枝衆議院議員と一緒にご挨拶。
私は、東京の豊洲問題や富山の政務活動費の問題をあげつつ、せっかく運動して賃上げができてもその中から払っている税金の使い道に問題があっては大変なので、私たちの議席でそれをしっかり監視する役割を果たしていきたい。という趣旨の話と、港湾労組は「戦争の被害者にも加害者にもならない」というスローガンがあるけれど、たとえば沖縄では高江でヘリパッドを建設するために150人の村に全国からも機動隊を呼び寄せ、1000人の機動隊で座り込みの人たちを排除している。
先日、県議団も一緒に、高江から機動隊を引き上げよと県警に申し入れた。今日の赤旗では道路関係の職員が住民排除の仕事をさせられているということが報道されている。国が戦争に向かう時、知らず知らず加害者の側に立たされていることになる。戦い抜いて来られたみなさんと力を合わせて戦争法廃止、がんばりましょう。という趣旨…
あー、肝心の、「港湾労働者のみなさんはベトナム戦争の時、軍事荷役拒否で闘った」、とか、「民間のフェリー会社二社がすでに防衛省と借り上げ契約を結んでいる」、とか、「太平洋戦争では15000隻の船が沈められた」とかいろいろ言いたかったのに言えてない…いろいろな会でいろいろなご挨拶、どこで何を語るのが心に届くのか。その意味では私は畑野さんの挨拶にはいつも学ばされます。
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午後は地元新横浜で防災講習会があり、防災士の方から、行政は最初なかなか届かないから自助共助が大事、防災コーディネーターも考えて行かねば等のご講演を聴いたり、新しい災害時非常グッズをみせていただいたり、県民にとってどの世代でも関心が高い災害問題、改めて考える機会となりました。
簡易トイレに落ちた排せつ物がゲル状に固められ、リモコン一つで密封されるものや、ガスコンロ用の小さいボンベ一本で発電できる発電機や、感震ブレーカー(意外に原始的な作り)などなど。個人的に期待したいのは、よく喫茶店などで配られるおしぼり、私もよくもらって帰るのですが、乾燥して使いものにならなくなることもままあります。それと見た目は似ていますが、災害時用に、大判の不織布タオルが入って5年間もつという乾燥しないウエットティッシュ。
モノも進化していますから、扱う私たちも、また、災害時の態勢も進化しなければ。
新潟に視察した時の、市町村が被災者対応しやすいように県がサポートするべきというお話を思い出しました。