大山奈々子
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みなと会(横浜市選出県議の会)で横浜の市長公舎へ

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例年、県庁に横浜市長や幹部職員がみえて横浜市からの県予算に対する要望をうかがっているようですが、今回はみなと会の方で市長公舎を訪ねようということに。いろいろな会派の議員とともにバスで向かいました。

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実に美しい造りの建物でした。赤く色づいた紅葉に映えてあまりに美しかったので調べてみました。市の職員さんの設計で、帝国ホテルを設計した高名な建築家、フランク・ロイド・ライトの方式にならったものだそうです。こちらに内部の写真が紹介されています。場所はなんと何度もいった野毛山の動物園のすぐそば、青少年交流センター(だったところ)の前でした。こんなに身近にこんなにステキな場所があったとは。

要望は、県市連携で取り組む中身の他に、財政支援をいうものとしては

〇必要となる医療機能の確保に向けて「地域医療介護総合確保基金」における病床の新規整備に対する補助制度の創設

〇子どもの貧困対策に関して、県の計画と関連のある本市の施策に対する補助制度の創設

〇未就学児までを対象としている県の通院助成について、学齢期まで助成対象に広げること

〇小児医療費の補助格差が政令・中核市とその他では割合が違うことを受けて同様に県民税を負担しているにも関わらず、政令市に在住しているというだけをもって補助格差が設けられるという現状には理解が得られるものではありません。と、補助格差是正に向けた検討に着手せよと

〇地域医療介護総合確保基金を活用し、地域特性を踏まえ、きめ細やかに対応するために基金の対象事業を拡充を。

などなどまだまだあります。横浜市選出議員としても頑張ります。

さて、

市の幹部が並ぶ中で説明を聞き、多少質疑して終わりという形でした。

時間があまりないから込み入った論議はまた日を設定して、と事前には言われてはいたのですが、質疑の時間があったので、私は特別支援学校の整備という項目があることから、北綱島の特別支援学校の閉校問題を問いました。「市議会でも県議会でも複数会派が取り上げている。地元ではなくしてもらっては困るという声がある。今でも80分かけて通う子もいるのにどうなるのかと。市は県が設置義務者だといい、県は市立の学校だといってそのはざまで対応してもらえずに困る子が出てくる」という趣旨の発言をすると、副市長だったか、政策局長だったか、財政局長だったかが、

「誤解のないように、」と。「市としては市が作った学校ですからしっかり市で対応します。お声を受けてまずは分校として存続し、その後は左近山など新しい学校などで対応することになっております」という答弁。

「分校ですか?」(まさか改善?)

「いえ、分教室でした」(言い間違いか…)

「…」

横浜市は県に相談する気がこれっぽっちもないということがわかりました。市として責任をもってなくしてしまうという話でした。県としてなんとか声をかけて存続させるべきだと思いますが、これから生まれてくる障がい児のことを思って存続の運動を続ける保護者のみなさんにどう顔向けができるのか。


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