大山奈々子
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100m9秒台!!桐生くんおめでとう! 日本「人」選手について。

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スポーツ報道に定評がある赤旗でも、一面スポーツは久々。この吉報はスプリンター一家で感激。横浜駅でのヒバクシャ宣伝での自分が桐生くんと同じ新聞二の次載って密かに嬉しかったり。

さて、赤旗はさすが、日本「人」選手とは書いていない。ほかの新聞では日本人選手という表記を見ました。

神奈川県の「ラグビーワールドカップ2019及び東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会推進かながわアクションプログラム改訂版案」「日本人選手への支援」とありました。多文化共生社会を掲げているのに「人」はおかしいと指摘したところです。 

日本の国なんだから日本選手を応援するのは当然ですが、「人」をつけることで疎外する者を生むという認識はないのかと聞くと、国の計画がそうなっていると。国がそうであっても、外国籍県民も多い本県としてそう表記するのはいただけないと伝えました指摘しました。その後の改訂版から削除はされませんでした。

別に日本共産党として「人」を外すべきという見解があるわけではないけれど、人権意識がしっかりしていればこの判断は正しいと思います。直接の関係はありませんが、ベルリンオリンピックの時は占領下の朝鮮半島出身の孫基禎さんのこともありました…

かながわ国際交流財団の調べでは、なんと今、出生数の22分の1が、外国につながりのある子だということです。県民全体でも47人に1人は外国につながりのある人です。

多文化共生をスローガンに終わらせないために行政が意しないといけないことはたくさんあります。

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あ、最後にもう一つ余談。桐生君が京都の洛南高校だと知りましたが、その当時の監督は私が陸上部の時に我々のヒーローだった走り幅跳びの柴田博之くんでした。やはり親近感を感じます。


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