大山奈々子
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全県議員候補者研修会 議会寸劇&UFO雲

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全県議員候補者研修会が泊まりで行われました。(また熱海!(*_*))

今回の講師は

一日目党国会議員団事務局の国会議員秘書石川氏から、地方行財政をめぐる法改正について。

自治体戦略2040年構想研究会。「人口減少が深刻化し、高齢者人口がピークを迎える2040年ころから逆算し、顕在化する諸課題に対応する観点から圏域における地方公共団体の協力関係、公・共・私のベストミックスその他の必要な地方行政体制のあり方について」調査審議されるものです。

(こういう提案をみるたびに、この国はいつまで少子化を規定路線としているのか。本格的に雇用と賃金体系を見直し、子育て支援を強化しという真の少子化対策を打つ気がないのかとおもってしまうのですが…)

ま、この構想ではAI・ロボットなんかを導入して職員を減らし、民間のビジネスチャンスを増やそうという公の責任削減路線の延長だという理解をしました。そしてそれが法整備され、地方自治体はそれに準じて政策を決めていくわけで、いっそう地方議会が住民の利益を守る立場に立たねばとの思いを強くしました。

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二日目は、セクハラ問題についての講演を太田弁護士から。

事業所としての共産党としてもセクハラ対応策が必要なのでは、という指摘が一つ、印象に残りました。その一環として様々な党員からの声を受けてこういう学習テーマが設定されたこと自体を私は評価しています。

また、フロア発言として、いろいろな議員候補者がセクハラの被害に遭っている実態、有権者からのセクハラに毅然と抗えない弱い立場としての訴えがありましたが、そういう状況を容認すべきではないという指摘も真摯に受け止めました。

私個人は本当にセクハラに遭ったことが少なく、さもありなん、怖そうだからという声もあるのですが、それはあるいは私が鈍感なだけかもしれない、それはとりもなおさず、女性の人権が軽んじられているこの国で生まれ育ってきた自分の欠点かもしれないと考える機会になりました。

二つのメイン講義のほかに、県自治体部からの報告や各議員団からの活動報告、分散会討論などが行われます。各地の議会活動でどのような前進があり、どのような課題があるのか、非常に参考になります。

活動報告の仕方ひとつとっても地域をシャッフルして行われた分散会で、ああ、この地域ではこうやってみなさんにお知らせするのか!こういう困難にはどう対処するのか、など得られることが満載です。

前進を紹介した議員団からは市民の運動と結んで勝ち取れたという声がたびたび聴かれました。市民活動をしてきて、そして議会に送っていただいた私ですが、議員の力と同時に、市民の声がどれほど行政を動かすのか、改めて痛感します。市民の側にたつ議員の数が少なければ市民の声は消され、議員が多くても市民から声が上がらなければ改善は出来ません。

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夜の食事の場面ではいろんな一面がみられます。私は座間市議のゴスペル歌手の星野さんの歌声がまた聴けて幸せでした。

昨年は県議団はフラダンスを踊ったのですが(*´ω`)今年はそのリーダーが不在だったので、寸劇を披露しました。

陳情請願の採択の場面で傍聴者を部屋から出して、「勉強会」を行い、傍聴者がいる場面では採決理由を述べずに請願陳情の採否を決する常任委員会、そしてその中でも少しでも陳情者請願者の思いに応えるコメントをしたいと苦闘する一コマを寸劇にしたものです。

「県議会はなんて非民主的なのか!」「あれはひどいね…」と多くの議員仲間から言われました。県議経験者の方は自分がいた時より、後退しているとおっしゃっていました。共産党の議席がなくなったりすると議会の透明性も後退します。

(藤沢市では請願者、紹介議員、担当課、担当委員が一堂に会してあれこれを質疑を交わし、採否の理由を明確にして決議されると聞きました。これこそが民主的な議会運営というものです。)

私たちが改革しなければならないことは山ほどあります。

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電車で小田原駅を通過した際に加藤議員が「あら!?UFOみたーい!」

雲にこんなに見入ったことがかつてあったでしょうか。UFOはやがて逆さアイロンのようになって私の視界から消えていきました。

 

 

 


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