大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

産業労働常任委員会①② 職業訓練校 HPに(^^♪

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常任委員会は議員の数に比例してドント方式(これについては栃木県の選管のサイトがわかりやすかったのでご覧ください。こちら。)で時間が決められています。必然的に我々の持ち時間は少ないのですが、今回は委員会の開催時間が長いので少しまとまって質疑することができました。

●職業訓練校について

県はこの間、10校1分校だった職業訓練校を統合し、全県で2校としてきました。まずこのことに対し、大規模多業種になったとはいえ、通学利便性など考えたら、この削減を残念だったという県民の声を伝えました。一方、県内には47校もの知事認定の職業訓練校があります。企業や組合などが運営しています。

そういう状況にあって、先日、認定校の中の湘北高等職業訓練校を視察してほしいというご依頼が建設組合の方からあり、担当課にも来ていただいて視察しました。作業棟にエアコンがない、ドアがきしんであかない、女子トイレに通気口がない等の実態を見てきたので改善の要望を伝えましたが、なかなか問題を認識しているものの予算の獲得が厳しそうな答弁でした。少しでも早い改善を求めました。


一方、県のHPから検索できないからそれぞれの学校にリンクを張れないかと求めた際、これは張りますと回答をいただきました。厚労省が職業訓練校をリストアップするのでそれと連携でき次第、改善が図られるということでした。(企業内職業訓練校ではなく、一般に公募されている建築関係の4校のリンクです)

後継者不足に悩む建築業界の抜本的な改善には遠いですが、少しだけ探しやすくなりました。

●企業誘致

インベスト神奈川に続いて、現在「セレクトかながわ100」という誘致施策が実施されており、インベストで610億円、セレクトで44億円の補助金が支出されています。セレクトは今期で最終年度となり、次なる企業誘致施策を検討するというので、その妥当性を問いました。

インベストに関しては、県外からの誘致が3割に過ぎないということ。補助金が県内立地を促したという明確なエビデンスがない。誘致した企業に対して何がメリットだったか問うアンケートに111社が答えた。その中で補助金などの自治体の施策が理由なのは、交通利便性や、消費地が近いことなどの下位、5番めで、しかも19社のみ、極論すると90社近くは補助金がなくても神奈川に来たのではないか。それなのに誘致効果があったという評価は疑問だ。セレクトに関しても県内発注を努力義務としてしか位置付けない甘い設定。県民の税金で行う事業なのだから、県民が納得できる評価を示せない以上、大幅に見直すべきだというトーンで質問しました。

これは大きな課題なのでわが会派として本会議質問でも取り組んでいきたいと思います。

③番目④番目の課題はつづく

 

 


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