大山奈々子
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かながわアートホール視察 

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本会議場でかながわアートホールのことが質疑されました。以前、このことをブログに書きました。こちらをぜひ、お読みください。

かなフィルだけには使わせない、とか国際文化観光スポーツの常任委員会では利用料を上げろという意見もあったとか。

心配になって現地を見て利用者に声を聴こうということになりました。君嶋議員、加藤議員も一緒です。加藤議員は明日の委員会で取り上げます。

保土谷の駅からは遠かったけれど、緑豊かな広大な公園の中。(県立公園廃止反対の運動の中で、県内球児の聖地ともいえる保土谷公園を守らねばと頑張りましたが、そのまさに現地に来れて感無量でした。)アートホールは美しいたたずまいで私たちをむかえてくれました。(目の前の噴水の水が枯れているのは嫌な予感がしましたがやはり噴水広場をなくそうという話があるそうです。)

館長さんにお話をうかがいました。俯瞰するとグランドピアノ型のミュージックホールでお話を聞きました。ここにはたくさんのCDがありました。また音楽ホールとして設計された大ホールのほかに3つも音楽ホールがあり、大ホールはエレベーター型舞台で高さが4段階あるのだといいます。

過去のべ3千団体が登録!稼働率は9割を超える。中学や高校のブラスバンドが練習に使い、そのOBOGが卒業後にバンドを組んで練習に来たりする。

知事が応援団をしているかながわフィルハーモニーも練習しておられたので休憩時間にお話をうかがうことができました。県の楽団ではなく、指定管理です。日本にいまや自治体所有の楽団はないのだという寂しい現実。

かなフィルはこのホールを優先的に使っている。予約は4か月前。一般は3か月前から。利用料金は一般と変わらない。(私はてっきり県がかかわるオーケストラだからタダかと…)練習場を探していた当初は利用料金の減免や駐車場の優先枠などもあり得ると聞いていたが、それはなかった。楽譜庫があることはありがたい。贅沢はいえない、でも専用のホールがある地方もある。ホールの音に近づけたい。一定の環境がないと蓄積ができない。アートホールがあって助かるが、風向きによっては風の音が入る。レコーディングして商品化しようとしてもノイズがはいってしまうことも。

県に演奏をお願いされることはと聞くと、カジュアルコンサートとフルコンサートを年二回。文化賞などの授賞式にも呼ばれると。県が全力で支えて県民に貢献できる姿が望ましいのではと思います。

見学ホールから下のかなフィルの練習風景を眺めている方々十数人いらっしゃいました。無料のDVDコンサートも頻繁に行われている模様。県民の憩いの場となっていることがうかがえました。

楽団員の方に処遇を聞くとなかなかに厳しい状況…神奈川の名を冠したオーケストラに、誇りをもって十分な練習環境で練習や発表をしていただける県政であってほしいと切に思いました。


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