大山奈々子
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子どもたちの歩道確保。大倉山 ナイスホームナイス

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明日は長い休み明けの9月2日。子どもの自殺が一年で一番多い日になる危険性が。どうか死なないでほしい。生きていれば笑える日も来る。子どもたちが命を絶つような世の中を変えて、自分は大事な存在なんだ、と、自己肯定感を持てるような世の中にしていきたい。

大倉山の住宅地で子どもたちの通学を見守る方から、「昔、歩道をふさいで立っていた工場が撤収してその跡地に住宅がたち、やはり車道ギリギリまで塞ぎそうで、そこまで歩道を歩いてきた子たちも車道に出て歩かざるを得ない…危ないから何とかしてほしい」とご相談をいただいたのは一昨年だったか…地元の仲間とともに、住宅販売会社に、両隣のマンションの理事長さんに、学校に、町内会長に、港北土木事務所にと、お願いや聞き込みを重ねました。特に、近接するマンションの理事長さんは住宅会社と接するため駐車場の光や音などの環境問題で話し合いを重ねておられ、そちらからも働きかけていただきました。

左の写真、左外側に道路が走っています。当初、アスファルトのところがすべて住宅が建つ予定だったのです。左から右へ子どもたちは登校します。

するとなんと、住宅会社さんは歩道をふさいでいた分をセットバックしてくださいました。建物を建てれば住宅の戸数が増えたり広い家になったり、会社的には収益が増えるのに、儲けを度外視して地域との一体感、子どもの安全を優先してくださったナイスホームさんには感謝です。

のちにひょんなことでこの会社に勤めていた方にお会いし、「そういえば、御社は地域でこういう決断をしてくださった。」というと、周辺住民との調和を大切に考える姿勢があると語っておられました。お願いだけしてお礼が癒えていません。ありがとうございました。

ところが写真右手に、かつて工場と住宅を隔てていたレンガ塀が一枚、歩道を遮断していて、所有者のマンション理事長さんにお願いしたのですが、代替わり期でもあり、難航していました。

しかし、最近、そのレンガ塀も無事撤去していただいたと一か月ほど前に地元の方から報告を受けて、見に行きたいと思っていたところ、機会を得ました。ここをいつも自転車で通ってレンガ塀がなければと思っていたという方に、私もかかわっていたというと感謝されました。

ここの問題は小学校も、町内会長さんも気にかけておられて土木事務所さんにも要望が届けられていました。多くの方のご協力、特に近接するマンションのみなさん、不動産屋さんには感謝です。住民要求実現が難航するときに、調整役を図るのも仕事の一つだなと。子どもを心配して情報を寄せてくださった方、ありがとうございました!

笑顔があふれる通学路でありますように。


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