大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

エネルギーと経済を考える

ブログコメント0

(株)きかんし印刷さんの創立60周年を目指す、というユニークな趣旨の講演会があり、その講師が小田原で再生可能エネルギーに取り組んでおられる小山田大和さんと一般社団法人エネルギーから経済を考える経営者ネットワークの(株)鈴廣かまぼこの鈴木悌介さんだということで参加しました。参加してよかったーとしみじみ思える会でした。

小田原で、小山田さんのソーラーシェアリングの取り組みをみせていただいたのは何年前だったでしょうか。農作物を作りながらその上に設置した太陽光パネルで発電するというソーラーシェアリングはまだまだ進んでおらず、その後私たちの求めもあり、県内で2020年までに100件を目指すという目標が設定されました。まだ目標の半分にも至っていませんが…少しずつ取り組みが広がってはいます。

その後、鈴廣かまぼこ本社社屋が、ネットゼロエネルギービルディング(ZEB)の手法で作られていると聞き、視察させていただいたものでした。

2時間前まで台風前に収穫すべく稲刈りをしていたという小山田さん。大地を踏みしめ、エネルギーを語る。

私の身体の半分はブリ、半分はかまぼこでできているとおっしゃる鈴木さん。商工会議所の全国の会長だった時代からの人脈を生かし、東日本大震災の時に支援活動に取り組み、中央集権型と分散型の両方のしくみがないといろいろな状況に対応できず、また人と人の顔の見える関係性が重要だと痛感されたといいます。

原発をなんとかしなければならないという共通項に立ち、経済人としての立場からエネ経会議を立ち上げた方。ご自分の体験を糧にエネルギー問題を真剣に考える中で省エネと創エネを実現し、地域経済をまわす仕組みを構築された経緯は鮮烈な感動の連続でした。

(『エネルギーから経済を考える』(エネ経会議出版部)にも詳しく書かれています。)

地元愛に満ちたお二人の実践は、それだからこそ、よく考え、よく動くことを通じ、地域を自立させるしくみにつながった。私はこんなに考え、こんなに行動的かと自問したりしつつ、この夏の中小企業交流研究会と合わせて大きな学びとなりました。

環境農政委員として、経済産業推進特別委員として、呼び込み型の安直な今の産業政策(カジノなんか最たるものです。地域を汚染しても金が入ればいいのか)ではない形を模索したいと微力ながら考えさせられた会でした。

「日本を本当に変えようとするなら、小さくとも自分たちにできることを一人でも多く実践し、実現し、積み重ねていくしかない。それこそがこれからのやり方だと信じて疑いません。」うんうんうんうん。

 

 

 


コメント投稿フォーム
※コメントは、スパム対策のため、一度内容を確認したうえで公開させていただいています。公開まで時間がかかるときもありますが、ご了承ください。メールアドレスは公開されません。
必須

CAPTCHA