沖縄視察3日目 普天間基地 保育園
沖縄の最終日三日目は、普天間基地の現状を宜野湾市の基地渉外課に、そして普天間基地近くの、部品落下事故があった緑ヶ丘保育園に聞き取りをしました。またも、ヒアリングメモの引用です。無法者の米軍相手にそれでも市民の負担を少しでも軽減するために折衝を続ける自治体の努力がありました。
S37年市政が敷かれた。面積19.8キロ㎢。令和199321人44793世帯県下5番目の
市は、面積の25%が基地。世界一危険だといわれている。 ドーナツ状の街が形成された。
効率的な街づくりを進めるうえで大きな障害となっている。h27キャンプ瑞慶覧が返還され、沖縄健康医療拠点を核として跡地利用。
宜野湾市としても、岩国市にうかがって意見交換を行った。(神奈川では厚木基地から空母艦載機が岩国に移駐して飛来が3分の1になったとは伝えた。でも、今度は岩国から普天間への飛来も見られるという)今後も情報交換を。
西普天間住宅地区 支障除去 地中の不発弾 土壌汚染を取り払って。(←これは日本の国がやるのです。立つ鳥後を濁す米軍)病院なども移設予定。市の真ん中をフェンスがかこっている。普天間飛行場は 全面返還の合意がとられたが 市民が過重な負担を抱えている
h29と普天間第二小学校でヘリの窓が体育の授業中に落下した。米軍基地施設の77%が民有地(このことは県でも北谷でも聞いた沖縄の基地の特徴。本土の基地はほぼ国有地なのに)沖縄県人口が増加傾向。市内に8か所騒音測定器を設置しており、翌日には騒音の状況が確認できる
キャンプブーンもキャンプ○○もあった。当時はフェンスもなく自由に出入りできた。ハンビー飛行場から、1976年に機能を宜野湾に移された。すでに人口は5万人。滑走路の延長上は騒音が激しい 防音工事も行っているが、当時はジェット戦闘機を想定していなかった。
上大謝名うえおおじゃな 新城あらぐすくなど、地主は約4000人。200万未満の地主が年間賃借料をもらっている。(←米軍ではなく国からです(-_-;))大地主がたくさんいるというわけではない。宜野湾市長と普天間基地の司令官が普天間ミーティングを行う。2,5,8月に。 CH53の老朽化はどうになかならないのか。(保育園に部品を落としたのもこの機種)
雨水の流出対策など、現場でできるものはやっていこう。信頼関係を構築する。米側からの注文は 土地を返還するけれども一部共同使用にしてとか。信号をつけてくれなど。すべての取り組みを行う 普天間では10時以降消灯するようになり。夜間飛行減ってきた。夜間の飛行、外来機は認めていない。100デシベルは超えている30年1月から増えている。嘉手納の飛行場の日本の滑走路の1本が補修に入った
それの影響かも。補修があると外来機がくることがあった。補修は5年に1度。5年後そういうことがあるかもしれない。
嘉手納の滑走路の補修は終わったが引き締めてほしい。岩国に移駐したものが普天間に来ることも。
米軍に直接聞いてみたい。米側にとってはどこも訓練場なのかもしれない。夜間訓練は重要視している。
夜間騒音が発生しないよう求めている。基地被害110番を設置している。25年以降増えている 外来機が増えたこと
27年以降夜間騒音が増えている。苦情を減らしていければ。墜落の危険性。年間2.9回事故が起きている
ネジの落下などでも落としていい場所はない。定期的な安全点検をやっていただきたい
2014年 基地負担軽減推進会議第一回が開催 宜野湾市が国に直接言える機会、重視している。
市道宜野湾11号 普天間基地東がわをセットバックしてもらって市道を通す。
沖縄国際大学の米軍ヘリ墜落は、民家にヘリの部品が飛んだり車にぶつかったりした。
普天間第二小学校屋根付きの避難所ができた。(こちらからは、年間700回の避難が行われるという赤旗の記事を紹介しました。)
h28年度訪米要請行動 国務省の政府関係者に宜野湾市民の声を届けている。返還までの訓練については地元に最大限の配慮を。できる限り協力したいという回答。23年前に返還合意されたときから市と県で跡地利用を計画している
返還の時期が見えてこない中で具体的な絵が描けない。返還予定駐留軍用地における経済効果。税収4倍が見込まれている
普天間未来基金 普天間の跡地利用は彼らがやっていく。地方特例交付金 資料p5 8国有提供施設等所在市町村助成交付金
返還が決められたので減っている。固定資産税をもとに交付金を決めている。10分の1くらい?普天間施設は老朽化している
再編交付金 防衛9条交付金3億 防衛8条5億9千 助成は23億9千 30年度からあがっている 基地の財布は決まっている
(どこかの基地への交付金を増やせば他を減らしているということ)夜間騒音は減ってきていると認識している
普天間飛行場はヘリ部隊、飛行機より遅いがゆえに地デジ受信障害が起こっている。
防衛省の補助金で優先のケーブルを引いてみられるようにしている。国の責任において解消していただきたい。
引き続き優先なり地デジなり全域やっていただきたい。
■ここで私から質問。「報道では辺野古新基地建設問題とはいわず。普天間移設問題という。辺野古を作らせないなら普天間基地はへんかんされないぞという施策誘導的な報道だ。しかし、県庁で聞いた時に、普天間のみなさんも辺野古には反対の方が多いと聞いて、ちょっとほっとした、同じ苦しみを味わわせないというおもいか。投票結果は?_
宜野湾市でも県民投票は投票率50%
辺野古 賛成 9643 反対 2万6439 どちらでもない 3500(普天間基地に苦しむ人たちも辺野古新基地建設反対は賛成の3倍弱!)
市民が引き裂かれているようなつらい状況
●日米両政府に求めている 辺野古が唯一という回答
●沖縄県知事の考えは 辺野古を止めるという
危険性がそのままになっている。宜野湾市のスタンスは歴代市長それぞれ。
市長は今の状況が続くのであれば容認せざるを得ないのではないか…とコメントしている。
沖縄の米軍の中心は海兵隊 グアム移転?
基地の負担とともに基地がなくなる 住民感情は?それで基地負担が減るのであれば。
具体的に市民の方から基地建設を進めなさいなどの言葉はない。
米兵による被害 飲酒運転の摘発が毎週土曜日あがってくる
★米軍と飲酒運転のルールが違う 岩国市が自動車学校で取り組み事故が減っている。
教育プログラムの見直し。海兵隊のメンバーも変わる。基地の教育プログラムなどの見直しは必要。基地を見下ろせる丘に兵士が来ていて、話を聞くと配属されたばかりの兵士たち。新しい海兵隊が見に行った。
騒音との関係 1万2千世帯が防音工事 しかし、オスプレイの低周波には対応できず。
上下水道を通せない。道路も通せない。真ん中の土地なら経費が抑えられるのに
北谷や中城に兵士は住んでいる。基地の外にマンションが一棟米軍機専用マンション
基地の下水処理や排水は宜野湾市が担っている ごみは米軍が持ち出し。
協議会については把握できない。(横須賀では 下水道処理施設 ごみの焼却場を基地の中に作った)
騒音の影響把握
●県が米軍機の騒音影響把握をしている 低周波に関する調査も行っている
緑ヶ丘保育園で、うかがったお話には我々は泣かされた。しかし長くなりすぎている。次回に。